ハナミズキはアメリカを代表する花です。
明治の中頃に、東京市が平和の使者として、
ワシントンに桜(ソメイヨシノ)を贈った際、
その返礼としてアメリカから贈られた木がハナミズキです。
東京の日比谷公園に原木の子孫の木があるそうです
英名は Dog Wood。
この木の樹皮を煎じて犬の皮膚病の薬に使ったことから
この名前がついたそうです。
“Dog Woodの物語”
キリストが磔刑に処せられた時代のお話。
Dog Woodは、大変堅く強かったので、キリスト磔刑の十字架に使われました。
Dog Woodは、
「とても残酷な目的に使われた。」
と、悩み苦しみました。
イエスは、釘付けにされながらもこのことに気がつき、
Dog Woodの悲しみと苦しみを優しく憐み、こう言いました。
「私の受難に対するあなたの悲嘆と哀れみにより、
ドッグウッドの木は今後十字架に使われるほどには成長しないだろう。」
それからというもの、Dog Woodは十字架に使われないように、
自ら大きくならない事を決め、まっすぐ伸びないようになり、
また、自分の悲しい役割を忘れないように、花が十字になり
花びらの先端にはキリストの手足を貫いた釘の傷跡のように血の色を残したそうです。
花の中心はいばらの冠を思わせます。
この悲しい出来事を、見る人がいつまでも覚えているように・・・。
hanako
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